iPhone修理コラム

2016年11月2日

iPhoneのバッテリー交換の注意点（良い子はマネしないでください）

 

・バッテリー交換だけでも一筋縄ではいきません

 

実は、大手のショッピングサイト上でもiPhoneの部品が販売されています。そのようなパーツを購入して、自分で修理をしてみようと考える方がいらっしゃるかもしれません。

 

断じて、NOです！

 

私もその中の一人だったりしますが、私は良いのですよ。修理店スタッフとして腕を磨くためですので。しかし、そうではない方々が安易に手を出すのは危険です。

 

自分で修理してみたけど、うまく直らなかった、という修理依頼も結構ありますし、そのような場合は修理箇所以外にも何かしらのダメージが入りやすいです。中には、完全に基盤がやられてしまって、復旧不可能なケースもありました。修理が必要になったアイフォンは、私たちのようなプロの修理スタッフにお任せください。

 

画面は難しそうだけどバッテリーくらいなら、と思われる方もいるでしょう。

 

断じて、NOです！！

 

 

iPhoneのバッテリーは、中でカタカタ動かないようにテープで固定されています。iPhone5c以降は、上の写真にあるような粘着力の高いテープによってガッチリと固定されています。

 

バッテリー交換の時には、まずこのテープを外さなければなりません。テープの端からピンセット等で徐々に引っ張ります。スルッと抜けてくれる場合が多いですが、バッテリーだけではなくテープも劣化している場合は、とても切れやすくなっています。

 

バッテリー交換でしたら15分前後で交換できるのですが、何か手間取っているように見えましたら、テープ外しに苦戦しているのだろう、と温かく見守って頂ければ・・・。

 

さて、ご自分で修理の方は、このテープ外しにも大苦戦。うまく外れないのでペンチで外そうとしてバッテリーに傷が付き、そこから煙が出て発火した！なんて事例もあるそうですよ。

 

笑い話で済むうちに、修理のご要望がございましたら、いつでもお問合せくださいませ。