技術革新は一歩一歩 進んでいます。
2017年11月に発売された「iPhone X」に搭載された有機ELディスプレイの美しさには、正直驚かされました。
さらに楽しみなことに、2019年モデルのiPhoneでは全モデルに有機ELディスプレイが搭載されるだろうと海外にて報道されています。
韓国紙のETnewsによれば、Appleは2019年に登場予定のプレミアムモデルから普及モデルまでの全価格帯のiPhoneにて有機ELディスプレイの搭載を決定したとのこと。これはApple(アップル)が、iPhone Xの表示品質が液晶ディスプレイと比較して十分に優れていることに満足しているのも理由だとしています。
なお、2018年発売される新型iPhoneでは2モデルに有機ELディスプレイが採用され、1モデルは液晶ディスプレイになると予測されています。一方、3D顔認証技術「Face ID」は新型iPhoneの全モデルに搭載されるはずです。こうしてみると、iPhone Xで採用された有機ELディスプレイやFace IDといった先進的なパーツや機能が、今年から来年にかけて普及価格帯モデルにも普及していくことになります。
一方、心配なのは液晶ディスプレイのパネルメーカーです。iPhoneにはこれまでジャパンディスプレイ(JDI)やシャープが液晶ディスプレイを納入してきた実績がありますが、Appleの方針変更によって経営に影響が出ることが予想されます。さらに、ジャパンディスプレイは先月に有機EL開発会社のJOLED(ジェイオーレッド)の子会社化を中断すると発表しています。はたして今後、どうなるのでしょう…。一方で、有機ELパネルの納入が予測されるSamsung(サムスン)やLGは業績向上が期待されています。
思えばiPhone Xは10周年を記念するような、ある意味特別なモデルとして投入されました。その技術が普及価格帯でも利用できるのは、消費者にとっては嬉しい限り。しかしその影には、サプライヤーの悲喜こもごもがあるようです。
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