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iPhoneX 効果、顔認証は普及に道:西八王子店 | iPhone修理・ガラス交換ならリペア本舗

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西八王子店 iPhone修理コラム

2018年3月5日
iPhoneX 効果、顔認証は普及に道:西八王子店

AppleがiPhoneX(テン)」を発売してから約6カ月。

 
スマートフォンに10万円超を出す客層は限られ、販売が進んでいない。
ただ、製品の特徴の1つである「顔認証」でX効果は継続。他のスマホメーカーや銀行などが顔認証の導入に動き出したことで、関連技術を持つスタートアップ企業を活気づかせている。
 

iPhoneXの功績は『顔』が最も安全な認証方法だとアップルが太鼓判を押したことだ」。
顔認証技術を開発する米F社はこう話す。iPhoneXの発売後に、ハンガリーの銀行MKBや銀行向けシステムを扱う台湾企業からの採用が立て続けに決まった。
 
iPhoneXが被写体を3次元で捉える専用カメラや半導体で顔認証を実現したのに対し、米F社は一般的なカメラの「魚眼効果」を利用してソフトウエアによる認証を行う。
難しい原理ではない。スマホのアプリを起動し、画面に映った顔を画面内の枠に合うように近づけるだけだ。レンズとの距離によって、鼻が大きくなるなど「映り方」の変化が生じる。
 
この「映り方」の違いから顔の凹凸を算出、あらかじめ記録していたデータと照合し、専用カメラを用いるのに近いレベルの安全性を担保するという。2017年にはこの仕組みで特許を取得。
「iPhoneXを買う人は限られるが、我々の技術ならば様々な企業がサービスに導入できる」と米F社の担当者は言う。
欧米やアジアの銀行とも商談を進めているという。
 
3次元カメラを使った顔認証システムを販売するC社は、iPhoneXが出たことで世界が変わった」と目を輝かせる。
同社が3次元カメラによる顔認証システムを最初に製品化したのは13年。デルなどのパソコンに採用されたが「(パソコンは)長時間続けて使う人が多く、認証が必要なシーンがあまり多くなかった」のが誤算だった。
 
気持ちを切り替えてスマホメーカーへの営業に乗り出したものの、返ってきたのはパスコードや指紋認証で十分だという声。「門前払いだった」と当時を振り返る。
 
そんな状況を一変させたのがiPhoneXだ。
アップルが顔認証機能を採用するらしいという噂が流れると、それまで相手にしてくれなかったスマホメーカーからの問い合わせが殺到するようになった。すべての商談が成約する保証はないが、C社は「18年の売上高は少なくとも17年の3倍に増えるはずだ」と話す。顔認証と全地球測位システム(GPS)やパスコードを組み合わせた認証手法を提案しているという。
 
iPhoneX効果に沸くのはこの2社に限らない。新興企業データベースによれば事業内容に「Facial Recognition(顔認識)」を含むのは61社。フェイステックなど「Biometrics(生体測定)」で登録している企業もあるため実際はさらに多い。
 
用途や安全性のレベルは様々だが、世界中で顔認証を扱う企業が生まれている。一方で、長年にわたり空港などに顔認証システムを納めてきたNECのような企業も用途拡大を試みている。

市場について「年率20%での伸びが続く」と見込む。
 
米調査会社も17年に約40億ドル(約4300億円)だった顔認証関連のソフトやサービスの市場規模は年平均で14%の伸びを続け、22年までに約78億ドルに成長すると予測している。
いずれにしても、様々な端末やサービスで顔認証が使われる比率が高まっていくのは間違いない。

 

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