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携帯「4年縛り」再び焦点に?? : 西八王子店 | iPhone修理・ガラス交換ならリペア本舗

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2018年9月14日
携帯「4年縛り」再び焦点に?? : 西八王子店

携帯大手 docomo, au, SoftBank 3社は14日から、米アップルのiPhone 新機種の予約販売を始める。
上位機種は16万円を超えるなど高価格化が進む。端末代は安くなるが携帯電話会社を切り替えにくくなる「4年縛り」契約が再び焦点になりそうだ。
 
■100ドル値上げ、高級パソコン並みに
アップルが12日に発表した新iPhoneは商品ごとの価格帯が広がった。廉価版を投入する一方で上位機種はさらに高くなった。昨年の最上位機種「X」は999ドル(約11万1600円)からだったが、今回の「XS Max」は100ドル高い1099ドルから。もっとも記憶容量が大きいモデルの日本での価格は16万4800円(携帯電話会社を自由に選べるSIMフリー版)と、高級パソコン並みの価格に達した。
 
「4割程度下げる余地がある」――。菅義偉官房長官の発言を機に、携帯大手3社に対する携帯料金の値下げ圧力は強まっている。
携帯大手は、毎月の端末代の割引をしない代わりに通信料金を安くする「分離プラン」を主軸とする方針へとかじを切った。通信料金は従来よりも2〜3割安くなるが、端末代は上がる。

端末代を抑える策としてau, SoftBank が昨年から力を入れるのが「4年縛り」で、端末代を4年間の分割払いとし、毎月の見た目の負担額を抑える。さらに、2年経過後に機種変更して同じ料金プランに再加入した利用者は、それまで使ってきた端末を下取りに出すことで割賦の残金がゼロになる。
結局、端末代は最大半額になる仕組みだ。au, SoftBank は新iPhoneでもこの4年縛りをメインに打ち出す考えだ。
 
都内のあるauショップでは4年縛りプランの加入率は全体の9割を超えるという。ショップスタッフは「スマホ代金が半分といえばセールストークとして非常に使いやすい。全ての顧客が仕組みを完全に理解しているかは分からない」と話す。
4年縛りは、2年ごとに最新機種に乗り換えたい利用者にとっては端末題が安くなるメリットがある。一方で「一度契約してしまうと他社への乗り換えが困難」と公正取引委員会は指摘する。
docomoは「利用者を囲い込み過ぎる」として提供していない。
 
■「縛り」見直し、さかのぼって適用も
公取委の指摘を受けてau, SoftBank は8月、4年縛りの「再加入」条件の撤廃を表明した。2年経過時の機種変更に当たり同じ料金プランに再加入するという条件を撤廃。利用者は2年契約などに切り替えても、従来機を下取りに出せば割賦残金をゼロにてきるようにする。システム更改に時間がかかっており新方式のスタートまでには時間がかかる見通しだが、見直した時点で過去の契約にも変更を適用することを検討している。
 
見直し後も、他社へ乗り換える場合は割賦の残金を支払わなければならないなど「縛り」は依然として残る。公取委の担当者は「引き続き改善を促し、公平な競争環境を整備したい」としている。携帯電話会社は契約方式ごとのメリットとデメリットを利用者にわかりやすく説明する必要がある。
 
■「実質ゼロ円」ひずみ生む
iPhoneの価格はこれまでも年々上がってきたが日本の携帯大手は「実質ゼロ円」などの手法で低価格を維持しようとしてきた。実質ゼロ円が総務省の指針によって禁じられた後に登場したのが「4年縛り」であり、低価格を維持しようとするひずみが問題の根底にある。利用者は高価格端末でも低価格で手に入れることができ、日本の端末市場はアップルのシェアが5割という世界でも特異な市場になった。

 
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